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物欲☆あんず雨

物欲☆あんず雨

第4回『激震!株主総会』

第1回め分のUp後、「初回だから、どうしても説明が多くなって長文に…」などと思うておりましたが、なぜか、回を追うごとに文字数が増して行く気が…。
こたびの第4回は、ことさら『セリフ』が重要な回になっており、省略しつつ綴りましたものの、予想以上の長さになってしまいました~。それゆえ、最初から前後編にしてUpしようと思います。
では、ネタバレ御免!のレヴューもどき、またまた行かせていただきまする。

第4回『激震!株主総会』

外資ファンド・ホライズンによるサンデートイズ買収から、3年の月日が流れている。
東洋TVではキャスターに昇格した三島由香が、きびきびとした口調でミーティングを取り仕切っている。
彼女の口から、この数年間の、ホライズンの動きが語られる。

鷲津政彦が1998年にホライズン・インベストメント・ジャパンの代表として日本に降り立ってから、2004年のこれまでに13社を買収。その買収総額は3,000億円…。
旅館・西乃屋も、サンデートイズも、その後、新しい経営陣の元で立派に再生している。それらを、結果的に救った形にもなっている『ハゲタカ』ファンドは、略奪者なのか、それとも救世主なのか…と、疑問を投げかける由香。

NY・ホライズン本社。トップのクラリスから、大手メーカー・大空電機の買収を命じられている鷲津。
欲しいのはX部門のみ。スパイ衛星のカメラ精度を上げるために欠かせない、その部門だけが持つ技術。それが欲しい軍需企業・レンダント社に、いち早く売却せねばならない。スピードも要求される、非常に重要なディール。
東京に戻った鷲津は、かねてより進めていた大空株の入手をさらに急ぐ。既に保有率は8%を超えている。

大空電機。広大な敷地に工場がいくつもある大手電機メーカーではあるが、実情はたいへんな赤字を抱えている。
本社・大会議室で、社長・塚本邦彦と共に記者会見の席上にあるのは、芝野健夫の姿。

三葉銀行を辞めて以来、ターン・アラウンド・マネージャーという企業再生の専門家(フリー)となり、既に一つの企業を再生させてもいる芝野。
この日の記者会見は、芝野発案の『フェニックス計画』という大空電機再生計画を発表する場。
記者席の由香から、以前に芝野が建て直した企業のように、大空においても大規模リストラを敢行するのか、と質問される芝野。(既に従業員達の間には緊張が走っており、芝野、早速ピンチの予感)

塚本社長に伴われ、大空電機の創業者で『カリスマ経営者』とまで謳われる、大木昇三郎の自宅を訪問する芝野。病気療養中とはいえ、大木の醸し出すオーラのようなものが、部屋全体に行き渡っているかのような緊張感に包まれての会見。

ホライズンのオフィスでは、大空電機の精査結果が検討されている。
戦後、カメラ工場から出発した大空電機は、高度成長期に白モノ家電の大ヒットで総合電機メーカーとして急成長。現会長の大木は、終身雇用、人員削減はしない…という、家族的経営を大事にしている日本型経営者の典型…。
だが近年は、デジカメ化の波にも乗り遅れ、赤字続き。赤字の最大の原因は、創業部門でもある『カメラ・レンズ事業部』。特殊レンズの開発費がかさんでいるという。会社全体としても、大勢の従業員を大事に抱えているぶん人件費も多大…。

再び大木邸。大木から即座に、フェニックス計画のリストラ案を否定される芝野。
大木は「会社はモノじゃない。リストラは、最後の最後の最後でいい」と芝野に説教。3ヶ月の間にやり直すよう、芝野に命じる大木。
しかし、末期ガンの大木の余命こそが、3ヶ月…。そして3ヶ月後は、株主総会の時期。

大木が生きている間に、大空電機を取りたいと言う鷲津。本社からの急かしもあるのだが、鷲津自身、大木が生きている間に、もはや日本の家族的経営は古い、という事を証明してみせたいかのよう。
今回のディールが、ホライズンにとって最大のものであることを強調、自分達こそが日本を再生させるのだ…と、オフィスの一同に言い渡す鷲津。

未だ大木の邸宅に居る芝野と塚本。そこへ、鷲津からの見舞いの花が届く。青ざめる芝野ら。(『不幸の手紙』扱い)
ホライズンの株買い占めに気付かなかった事を、役員らに責められる芝野ら。
ハゲタカ外資・ホライズンに狙われていると知り、従業員らもさらなる不安におののいている。

縁側で、レンズを見つめている大木。庭先から声をかける由香。
二人の会話から、由香の父・三島健一の自殺後、三島製作所を救ったのが、他ならぬ大木であることが明かされる。
鷲津の事を尋ねられる由香。彼女は、鷲津がただのハゲタカとは思えない…と大木に語る。
三島製作所こそが、鷲津の出発点のはずだから…と。

アランを伴い、大空電機に乗り込む鷲津。応接室で、芝野と塚本を相手に、フェニックス計画の内容をこきおろす。(皆に大不評、哀れなフェニックス計画)
鷲津は、『筆頭株主』として独自に作成した再生計画案を芝野らに示す。創業部門であるカメラ・レンズ事業部の売却はおろか、従業員の4分の1をリストラするというホライズンの計画に、仰天し反発する塚本。

引き続いて工場内を見学する鷲津とアラン。
黙々とレンズを磨く、年配の従業員に目をとめる鷲津。工場での、唯一の特級技能士・加藤民夫。
人工衛星に積載されるカメラのレンズ開発を担当しているという…。
鷲津は、彼にいわくありげな一瞥を送り、作業場をあとにする。

工場を出たところで、労組の代表から署名を突きつけられる鷲津ら。ハゲタカ外資の代表に向けて、口々に批判の声を浴びせる大勢の社員達。不穏な雰囲気が高まるなか、1台の車が横付けされる。
車から降り立ったのは、会長・大木。静まり返る社員一同。
挨拶をする鷲津に、貫禄たっぷりに語りかける大木。「君が、ホライズンの鷲津君とやらか…」(『とやらか』呼ばわり!)

大木に向かって鷲津は、会社も『生き物』で、寿命があると訴えかける。生きているうちに治療を始めないと手遅れになる。(『余命3ヶ月』の神経逆撫で??)その治療が出来る金と力があるのは、自分達だけだと。
「余計なお世話というもんだ…」と、大木。大木の体調を気遣ってか、言いたい事は株主総会で発言するように鷲津に勧める芝野。ゆっくりと車に戻り、大儀そうにシートに身体を沈める大木。

帰途の車中、アランに向かって、取り締まり役選任の株主提案を出して、議決権を争う…と言う鷲津。
「プロキシーファイト、いいですね」と返すアラン。株主として、会社に過半数の取り締まり役を送り込み、実質的な経営権を握る手段。

社に戻った鷲津は、大空買収の取材に押しかけたマスコミに殺到される。由香の姿をみとめ、彼女からの取材のみ受けることにする鷲津。(『東洋TVだけ中に入れろ』ってアランに指示してたけど、違うオジサン局員とかが来たらど~するんだろ、鷲津サン)
鷲津は由香に、大木のやり方は時代遅れだと語り、これからの企業の在り方を力説する。
唯一の基準は、儲かるか、儲からないか…だの、ビジネスに私情は交えないだの、相変わらずの鷲津節。

由香は、私情でないなら、自分の取材だけ受けたのはなぜか?とナイス突っ込み。(微か~に動揺を見せる鷲津)
また利用するつもりなのか、過去からの罪悪感からなのか?と、重ねて問う由香に、ややあって「ジャーナリストとしてのあなたを信用しているからですよ」と答える鷲津。(心なしか、声が優しげ♪)
ホライズンの再建案を閲覧する由香。あるページに目をとめ、息を飲む。
カメラ・レンズ事業部の売却についてを、ことさらに気にする由香。鷲津の元を辞したあとも、深刻な表情で何事かを考えている。

オフィスに戻った鷲津は、由香の態度が気になったらしく、カメラ・レンズ事業部の詳細資料を、部下の中延に求める。資料のページをめくる手が止まり、視線を宙にさまよわす鷲津。
売却(事実上の閉鎖)工場一覧の中に、『三島製作所』の文字が。
鷲津の脳裏に、再びよみがえるつらい記憶…。

大空電機の社員食堂に入る芝野。リストラを公言している彼に、従業員達は冷たい目を向ける。彼を非難するはり紙もあちこちに貼られ、社内の全員が敵のような状況。

その後の三島製作所のことを中延に調べさせた鷲津は、倒産したあとの工場を大木が救っていた事を知る。
ホライズンの再建プランでは、カメラ・レンズ事業部の売却と共に、真っ先に閉鎖に追い込まれる下請け工場。そのことはすなわち、三島製作所を再び、今度は鷲津自身の手で潰してしまう事を意味する…。

大木の自宅で、社員達を不安にさせてしまっている事を謝罪している芝野。
その事には触れず、フェニックス計画文書の、何度めかのやり直しを命じる大木。
リストラされた側の痛みを受け止めきれるのかと問う大木に、銀行員時代に多くの人を亡くした…と告白する芝野。その人たちのため、そして自分自身の再生のため、フェニックス計画に賭けている…と、芝野は熱い口調で大木に訴える。

株主総会を直前に控え、NYのホライズン本社から厳しくせっつかれている鷲津。にもかかわらず、どことなくうつろな表情…。鳴りはじめる、机上の携帯。

鷲津を呼び出したのは、他でもない会長・大木。病臥にありながらも、フェニックス計画に手を入れている。
大木は鷲津に、三島製作所倒産の経緯を由香から聞いたことを告げる。その過去を、やり直したいのか、塗りつぶしたいのか、と鷲津を問いつめる大木。
三島製作所が、大空電機の下請けになっていたことを知っていたからこそ、うちに狙いをつけたのか、とも。

(痛いところを突かれて、またぞろ動顛してしまったのか)鷲津は、開き直ったかのように「そうです。いけませんか?」と答える。そして、大空が既に死に体であることを強調、家族主義という昔ながらの甘い経営方針で大空をダメにしてしまった張本人こそ大木だと、激しく批判する。
大木が死んでも、会社は生き続けなくてはいけない…。そう結ぶ鷲津に、大木は静かに言い返す。「やり直したいんなら、何もやらない事だよ」

深夜、レンズ工場で一人居残り、作業を続けている加藤の元を訪れる大木。
大木は、40年間レンズを磨き続けたその拠り所は何かと、加藤に問う。それはただ、入社式の折(東京オリンピックの年)に聞いた、大木の一言だ、と答える加藤。「レンズを磨く事がこの会社の原点」という言葉。
その理念を持ち続けたまま、自分は何一つ変わっていない。変わったのは、会社のほうだ…と付け加える加藤。

雨の夜、三島製作所を少し離れたところから見ている鷲津。大空の系列であることを示す電光看板。
まだ明るい工場内には、由香の母らしき姿や、働いている工員たちの姿もある。
ふと、足元に落ちているネジに気付き、拾い上げる鷲津。
…屈託のない笑顔で、拾ったネジを三島健一に手渡す、何年も前の自分…。

そして迎える、株主総会の当日。
鷲津との対決に備える芝野や塚本の元に、大木・容態急変の報が。芝野に手渡される、大木からの封筒。

大木の欠席にどよめく株主総会会場。
工場でも、従業員たちが不安そうに中継画面に見入っている。

株主提案をしていることで、開始後すぐ発言を許される鷲津だが、立ち上がった鷲津には会場のあちこちからヤジや怒号が飛ぶ。しばし目を閉じて、佇んでいる鷲津。
会場が静まったところで語り始めた鷲津は、手にしていたホライズン作成の再建計画書を放り投げる。
そして、カリスマ・大木が舞台から去った今こそ、古い日本の経営体質から抜け出すべき…と語る。大木は、高度経済成長のシンボルであり誇りであったが、誇りだけでは業績も上げられないし、商品も売れない。日本の企業は、もっと根本のところで生まれ変わらなくてはならない、と強調する鷲津。

会場の空気がやや鷲津寄りになったところで、大木からの封筒を手にした芝野が発言を始める。
大木の手紙を代読する芝野。それは、大空電機の出発点から語り始められる…。

戦後始めた小さな工場から見上げた空の青さ。
軍需工場でレンズを磨いていた戦時中の大木。平和になり、カメラに使われるようになったレンズ越しに見た、人々の笑顔とあたたかな息づかい。それが、大木の物づくりの原点。
人と人とをつなげる手助けをする物。そこに宿る作り手の魂。目先の利益ばかりを追っていては、物に魂は込められない…。
しかし、現在の経営危機を招いてしまったのは、明らかに自分の責任。カリスマと人におだてられ、それでいいのだと、思考を立ち止まらせてしまった…。

自分はもう長くはないが、従業員全員が力を合わせれば、この苦境は必ず乗り切れる。

あと3年の時間を…と株主たちに懇願する言葉が続く大木の手紙。
自分は死んでも、大空電機の魂は死なない…と。

代読を終え、大木の永眠を伝える芝野。
大木みずからが病をおして手直ししたフェニックス計画の文書を掲げ、3年の猶予を、と改めて株主たちに訴える芝野。
大木の真心がこもった(千の風になってる)手紙と、芝野の熱い語りで、会場の空気は一変、拍手と声援に沸き返る。
ただ一人、「とんだ茶番だ…」と舌打ちして、会場を去る若い株主以外は…。

会場の感動が続くあいだに、塚本がすかさずまとめに入ってしまい、株主総会は終了。
苦りきった表情で、アランにTOBの準備を指示する鷲津。アランらが飛び出したあと、ゆっくりと会場をあとにする鷲津。その彼の前に立つ、薄笑いを浮かべた先ほどの若い株主。

「ハイパークリエーションの西野治です。『その節』はどうも」
かつて鷲津が死に追いやった西野昭吾の息子が今、IT企業のトップとして鷲津の前に立っている…。

(第4回 終)
         ☆   ★   ☆

大木会長の『千の風になって手紙』の内容をあまり端折ってしまうと、どうして株主たちが『3年猶予』をOKしてしまうのかが解りづらくなってしまいまするゆえ、なるべく多めに書きました。(とは申せ、省いたり、意訳にしてしまっているところも多いですが…)

この手紙は、代読する芝野こと柴田恭兵さんの真摯な語りかけと、そこにオーバーラップする大木会長こと菅原文太さんの声とが醸し出す雰囲気で盛り上がっておりますゆえ、文章だけで見ると「そんなに感動的?」という印象になるように思われます。
実際、鷲津さんに肩入れして観ていた私めは、それほどの怒濤感動には至りませず、治の「とんだ茶番だ」にプチ同意してしまいましたり。

ただ、『カリスマ経営者』とマスコミに祭り上げられたために、過去の栄光を引きずり続け、新しい時代の経営方針を見失ってしまっていた大木会長の悲劇、次の第5回でもっと強調されるので、今回、手紙の内容に改めて感じ入るものがござりました。

自分の抱えていた問題点に気が付くことができたのに、それを修正する人生は残されていない…。

そう思うと、大木会長の手紙が、より深いものとして胸に迫ります。


☆↓本放映視聴直後の、リアルタイム感想です。(2007年03月10日Up)

「激震!株主総会」
21時15分の総合ch放映が待ち切れず、18時からのハイビジョンchで堪能いたしました~~。
で、見終わって以来、このドラマの事ばかり考えております。

本編内容の濃さもさることながら、予告編で見せられた断片映像に脳内占拠されてしまい、次週の、第5回放映の待ち遠しさに、悶え苦しんでいる状態でござりまする。
ドラマ進行中ずっと気になっている、初回冒頭の衝撃シーン、次週で「なぜ、そうなったのか」が、ようやく明らかになるのですな…。

今回の見どころは、何と申しましても、鷲津(大森南朋さん)や芝野(柴田恭兵さん)と、カリスマ経営者・大木(菅原文太さん)との、それぞれの対話シーン。
まさに、『言葉の真剣勝負』という雰囲気で、文字通り、息詰まるシーンの連続。

菅原文太さんの存在感は、ほんに、「さすが!」の一言。
登場して来るだけで、場の空気を変えてしまう…という、まさにカリスマな雰囲気を、大袈裟な動きなど無しに、自然体のような感じで見せられるのが凄いです。

初回の宇崎竜童さんのように、今回は菅原さんの圧倒的な存在感によって、1時間、画面に釘付けにされておりました。

そして!!今回はさらに『ハートv目』増強!で見守ってしまった、鷲津さん♪

実は、今朝方の夢にまで、鷲津さんが登場してくれていたのでござりまする~~♪♪(って、10代オトメぶってるのか、コラ~~)(まぁ、大目にみて下され…)

昨日からもう、「明日は『ハゲタカ』の日だ~~♪」と考えておりましたせいか、かなりリアルに鷲津スタイルの大森南朋さんがご登場、なんと、サインまでして下さるという、願望炸裂な内容…。
近郊の駅で、終電間近…という妙な緊張感もセットの夢ではござりましたが、起床後、「そこまでファンになってたか、私…」と、しみじみ思うたものでござりました。

ビミョ~に違うメガネで、その時々にまとう雰囲気を変えてみたり、微かな表情の動きで、その内心を垣間見せるかのような、『隙』にも思える瞬間を作ってみたり…。
大森さん、タダモノでない…という気持ちがますます強まっております。

閉鎖工場一覧の中に『三島製作所』の文字を見付けて、目が泳ぐシーンが、妙に可愛かった鷲津さんではござりまするが、その資料見るまで、三島製作所がリストに入ってた事に気付いてなかったのかしらん…。
トップとしてのお仕事に忙しくて、末端までは目が届いてなかったということでござりませうな。(好きな人には、ツッコミも控えめ)(ツッコミ自体、するなっちゅう)

あああ~~、次週、撃たれて、その後は???
メガネを外して、例の、保険のCM風に、人良さげな風貌になっていた予告編での鷲津さん、何だか落魄な雰囲気も…。

これほどの脳内占拠、今宵の夢にもまた、鷲津さんがご登場下さる予感がいたしまする…。


第5回『ホワイトナイト』へ続きます。



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